高校数学を理解するために

数学の幸せ物語〈前編〉

数学の幸せ物語〈前編〉

 コンセプト が非常に良い と感じた。
 でも、文系の私には少々厳しい内容かな(笑)。

翻訳者としての 「村上春樹」 入門

最後の瞬間のすごく大きな変化

最後の瞬間のすごく大きな変化

 天邪鬼の私は、『1Q84』 は まだ読みたくない。それでも、昨年初めて 『ノルウェイの森』 を読んで、遅まきながら 「村上春樹 デビュー」 を果たした(笑)。
 だが、翻訳者としての 「村上春樹」 には少なからず興味がある。それで、翻訳書を1冊読んでみることにした。

 章ごとの見出しには元々の英語も併記されていた。Faith in the Afternoon と Faith in a Tree の Faith が どうして 「フェイス」 となっているのだろうか と不思議に思ったが、読んで すぐに納得。人名だったのだ。Gloomy Tune は 「陰鬱な メロディー」、そして、The Little Girl は 「リトル・ガール」 と訳されていた。後者は嫌悪を感じる内容だった。読後は 「小さな少女」 と訳されていない理由が頷ける気がする。
 本の題名にもなっている Enormous Changes at the Last Minute の章の話は印象に残った。表紙の絵は、その話に登場する女性 アレクサンドラ の心情を表したものだろう と思う。情事の結果、妊娠するのは いつも女性なのだ。女性が幸せになるためには、男性以上に自分の心と体を守る必要がある と感じた。
 翻訳の過程を知るために 原文を見てみたい という気持ちがないわけではないが、作品そのものについては再度読みたいと私が感じるものではなかった。

合格に必要な英語力

東大生が教える!超英語術

東大生が教える!超英語術

 東大に合格するための英語力がどれくらいのものか知りたくて読んでみた。現役の東大生が薦めているサイトや本は非常に参考になった。

少女達の孤独

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

いつか記憶からこぼれおちるとしても (朝日文庫)

 知人から薦められた 「江國香織」。図書館から1冊借りてきた。
 ふぅん。今時の女子高生って こんな感じなのかな…。
 月並みだが、子供の世界は大人の世界を映すものだ。どのような家庭で育まれてきたか、周りの大人が どのように接してきたかに大きく左右されるものだろう。大人の エゴ や無責任な行為の犠牲になるのは いつも子供達だ。
 本に登場する少女達に伝えることができるとしたら伝えたい。

 「もっと自分を大切にして欲しい。」

重い十字架

十字架 (100周年書き下ろし)

十字架 (100周年書き下ろし)

 非常に良かった。
 「いじめを見て見ぬふりをするのは、いじめに加担しているのと同じ。」 だと言われている。いじめを受ける側にすれば、周囲の誰かが一刻も早く自分を救い出してくれることを願うことだろう。だが、いじめを目撃した時に勇気を持って制止できる者が何人いるだろうか。
 主人公は若くして大きな十字架を背負わされる。傍観者だったために。成人ならばまだしも、十代で背負うには あまりに重かったことだろう。だが、子供達を取り巻く状況は、命さえも奪いかねない現実に陥っている ということだ。家族は、教師は、大人達は、子供達は どう関わっていくべきなのか、考えさせられた。

通訳とは

同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

同時通訳が頭の中で一瞬でやっている英訳術リプロセシング

 言語から言語へ自動的に変換することではなく、文化的背景を踏まえた上で内容を正確に伝える作業。

良い食習慣で美しく

世界一の美女になるダイエットバイブル

世界一の美女になるダイエットバイブル

 やはり、健康と美は食べ物から!